ほぼ真っ直ぐ歩いています。
分かりやすいです。
手前から上に向かって上り坂です。
雪の中を歩くのが得意のキツネでもやはり上りは足をとられて悪戦苦闘しているのがよく分かります。
随分踏ん張っていますね!
私はどうやって撮影しているかというとこのような「輪かんじき」を履いています。
冬用の防寒靴を履いてこれを着けて歩いて撮影しています。
白馬の方の手作りです。
次の写真をご覧ください。
こちらも同じく「輪かんじき」ですが飛騨高山の方にいただいた手作りで裏向けています。木で作ったクサビ型の爪が付いています。飛騨地方は雪が凍りつくので雪面が硬く滑り止めのために爪が付いているのでしょう。1つ前の白馬のは雪が深く輪の形が大きく沈まないように考えたのでしょう。
同じ用途でもそれぞれの地域に合わせてよく工夫されたもので興味深いです。
飛騨高山式の「輪かんじき」で歩いたあとです。深い雪の中でも沈みません。とても快適です。かんじきの横に小さな穴があるのはスキーのストックのあとです。
キツネに輪かんじきを貸して上げたいくらいです。
同じく飛騨高山式での足跡です。立ち止まったりしているので乱れていますが沈みません。スノーシューというやはり同じ用途のものが売っていますが手作りのものは何度も修理して又工夫しています。ヒモを結ぶのが面倒なのでカーテンを吊るすS字型の環を使って引っ掛けられるようにしていますし、輪っっかが傷んできたら同じような木を見つけて曲げて補修します。
山の恵みで作っています。
この足跡を追って行けばどこに住んでいるかは分かります。
しかしそれは我々人間が住む前からの住人である動物達の縄張りです。覗いてみたい気持ちも無いわけではありませんがそのことによって動物達が危険を感じて引越しをするはめにもなりかねません。
それはルール違反です。そーっとしておくのがマナーでしょうと生きものがかりは思うのです。