白馬の隣町、大町市にある「塩の道ちょうじや(旧塩の道博物館)」へ行ってきました。
信濃大町駅から徒歩6分の場所にあります。
「塩の道ちょうじや」は<平林家住宅>を利用しており、
母屋は明治23(1890)年、文庫蔵は安政6(1859)年、
漬物蔵・塩蔵は明治2(1872)年に建築された歴史ある建物です。
大町は、糸魚川から松本まで塩や海産物が運ばれた「千国街道」(塩の道)において
宿場町・大町宿として栄えていたので、その大町宿において
江戸時代に松本藩から塩問屋を任せられたのが平林家だったそうです。
(平林家住宅は文部科学省の国登録有形文化財に登録されています。)
母屋の入口上にある見事な梁組や客人を招いた広い座敷の他、
塩を売った帳場、母屋二階には「千国街道」(塩の道)に関する資料や
当時使用された古民具等が展示されていて、とても興味深いです。
平成の流鏑馬会館は、大町の夏祭り「若一王子神社」例祭で行われる、
子ども流鏑馬の衣装や資料も展示されています。
喫茶スペースもあり、簡単なお食事やカフェも楽しめます。
これだけでも充分楽しめるちょうじやですが、
今回はこちらの一角にある「文庫蔵」にて、陶芸家の篠崎有一さんの個展が
開催されていましたので、そちらも楽しみに、行ってきました。
篠崎さんは、白馬村在住で、一時パイプのけむりでも働いてくださったり、
陶房で陶芸体験をさせていただいたり、青木湖のホタルツアーに参加させていただいたり、
日頃大変お世話になっている方です。
個展もとても素晴らしかったです。
気に入った作品は購入して実際に使うこともできるんです!
しかしながら、好きな作品が多すぎて、、どれにしようかと
選ぶのに一番時間を費やしました。とても楽しい時間でした。
篠崎有一さんの <陶展 WomanⅡ&器展>
会期は 5月19日(土)~7月1日(日)です。