こんばんは!
昨日7/13(月)、パノラマウェイを使って栂池自然園へ行って来ました。
フェーン現象で気温が異常に上昇したこの日、ゴンドラに乗る8時半の時点で相当に暑かったのですが、
ロープウェイに乗り継いで標高1900mの自然園駅へ降りると、雲がかかっていたせいもあってひんやりと肌寒い空気に包まれました。
平日でしたが思ったより訪れている人が多かったです。
園内の木道は前半はほぼ雪が消え歩くのに問題ありません。ただ一部雪の上を歩く箇所があり、そこは滑りやすいので注意が必要です。
カッコー、ウグイス、ホトトギスの鳴き声が絶えずこだまする木道の上を行くと、注意していなければつい見落としてしまいそうな小さく可憐な花たちが何種類も咲いています。
お化けのように大きく成長した水芭蕉もあれば、群落で咲くチングルマ、地味だけど可愛いエイレンソウ、ふと顔を上げれば珍しいミヤマザクラが花を咲かせていました。
今年はどこもコバイケイソウが咲き乱れ、当たり年のようです。ちなみにコバイケイソウは毒成分が含まれているのでこっそり取って食べるとエライことになります。
自然園を縦断する楠川を越えて後半の木道へ入るところからは、残雪が急に増えていました。
時間の関係で後半部分には行けませんでしたが、その先の展望デッキまで行った人は白馬大雪渓を目前に見られたことでしょう。
自然園に咲く花は週替わりで変わります。
2週間後に再度訪れたとしたら、風景はがらりと一変しているかもしれません。
この日はあいにく一日雲が覆っていて頭上の景色はあまり望めませんでしたが、その分涼しく快適に散策ができ、楽しめました。
ただしゴンドラで下界へ降りるほどに気温は上昇し、駐車場に着いた時にはアスファルトと車の中が焦げ付くように熱かったです。
自然園では食べる気がしなかったソフトクリームが下界では欲しくなりました。