白馬店のロビーに、端午の節句に向けて「五月人形」を飾りました。
お子様のお祝いやご宿泊の記念撮影として、どうぞご利用ください。
そういえば実家にも鎧飾りがあったなあ…と過ぎ去りし日を思い出しました。
ではなぜ「五月人形」として鎧や兜を飾るのだろうか。そう考えてみても、明確な意味づけが思い出せません。
改めて理由を調べてみると、お飾りのそれぞれに
わが子の成長を願う親の思いが深く込められているようです。
・端午の節句に欠かせない「菖蒲」を「尚武(しょうぶ=武道や武勇を大切にする)」と
解釈し、さらには「勝負」とも通じることから、端午の節句が武家の間で重んじられた。
・兜や鎧は子供の代わりに厄を引き受ける「形代(かたしろ)」の役割を果たす。
災難から身を守り、たくましく勇猛に成長して欲しいといった願いが込められている。
・太刀は魔除け。光を嫌う「魔」を封じる。
・弓は中国の神様「鍾馗(しょうき)」に由来。鍾馗は知恵と疫病除けの神様。
・矢は破魔矢。「魔」を「破」る矢で縁起が良い。
参考:五色(株)