台風19号の影響による災害のために2019年10月12日から運休している
箱根登山鉄道ですが、強羅駅ではあの日以来発車することができなくなっている
新旧3世代の車両が顔を並べています。
向かって一番左の車両が「モハ1形」
1919年の箱根登山鉄道開業時からの車両であるチキ1形を、1950年の
小田急車両の乗り入れ開始時に改造した車両です。
真ん中の車両が「2000形」
1989年に登場した車両で、スイスのレーティッシュ鉄道の駅名サン・モリッツ
にちなみ、「サン・モリッツ号」の愛称で親しまれています。
向かって一番右の車両が「3000形」
3000形「アレグラ号」は、2014年にデビューした新型車両です。
箱根の雄大な自然を間近に体感いただけるよう、従来車両よりも大きな窓ガラスが
採用されているほか、車両側面に展望窓が設置されています。
3世代の車両が横並びで見られるのは運休中の今だけかもしれません。
今はただひたすら強羅駅で、じっと復旧の日を待っています。 心なしか寂しそうな顔
に見えます。箱根渓谷をスイッチバックしながらお客様を乗せて走るのは、来年秋になりそうです。
その間、代行バスが湯本から国道1号線を走っています。
正月恒例の箱根駅伝。熱戦に熱戦の「山の神」誕生のあのコースです。
バスに揺られながらの箱根の旅も良いものです。是非お出かけください。
箱根は変わらず皆様のお越しをお待ちしています。
電話番号:0460-86-0666
Open8:00~Closed 22:00