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縁結びのパワースポット「伊豆山神社」
伊豆の地名の発祥地でもある伊豆山神社。鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝と、
妻である北条政子が結ばれた場所として、「縁結びスポット」として人気の高い神社です。
●源頼朝と伊豆山走湯権現(伊豆山神社)
平治の乱に敗死した源義朝の息子、源頼朝が伊豆韮山にある「蛭ヶ小島」に流されました。
幼少期より20年間、一番感受性の強い時期を流人として伊豆の大自然の中で過ごしました。
しばらくして、伊豆山走湯権現の別当密権院の僧、阿闍梨覚淵に師事するようになりました。
当時、走湯の神威と衆徒の勢力は絶大で、1180年その力をかりて源氏再興の旗あげをしました。
建久三年(1192年)、鎌倉幕府が出来た後も頼朝の崇敬は厚く、様々な寄進をする一方で、
伊豆山権現と箱根権現を巡る二所詣(にしょもうで)を行いました。頼朝は4回、政子が2回、
実朝は実に8回もの詣でをおこなったと吾妻鏡に記されています。
本堂の左手横に、頼朝と政子の腰掛石がございます。
さて、この伊豆山神社ですが境内へ行くには長い長い階段を登ります。
この階段、下は伊豆山浜から続いており、伊豆山神社の参道となっております。
先日紹介しました「走り湯」のすぐ下です。
階段の段数は837段!?体力に自身のある方はぜひ挑戦してみてください♪
ちなみに車で行く場合は駐車場がありますので、ここだと189段登るだけです。
熱海駅からバスも出ており、ちょうどバス停は駐車場目の前に停まります。
小泉今日子さんが奉納した鳥居。地元では「キョンキョン鳥居」と呼ばれています。
伊豆山神社の手水舎には紅白二龍がおり、赤は火、白は水を表し、
熱海の温泉の守護神となっています。
ところでこの伊豆山神社の本宮、本殿からさらに1時間ほど登った場所にございます。
御利益に預かりたい方はぜひ本宮まで行ってみましょう!
本宮まで頑張ったものだけが感じられる達成感を是非体感してみてくださいね♪