熱海より~5/13(土)熱海海上花火大会開催!熱海での花火はなぜ始まったの?

 

熱海海上花火大会の歴史

熱海海上花火大会は、昭和27年から始まり、今年(平成29年)で66回目を数えます。

そもそもこの花火大会が始まったのはいつ頃だったのでしょうか?始まった理由は?

昭和24年に、ある大きな台風が発生します。『キティ台風』と名付けられた

可愛らしい名前の台風です。この『キティ台風』は全国で死者135名、

負傷者479名、行方不明者25名というおぞましいものでした。

熱海では『キティ台風』の影響で高波が発生し、海岸沿いの家々が流失して

しまうという天災に見舞われます。この高波で失った家屋はおよそ140戸。

そして翌昭和25年には熱海駅前火災が発生し、更に10日後には

中心街の979戸が焼失した熱海大火に見舞われました。

何かに呪われてしまったかのような災いの数々ですが、熱海の市民は

復興に向けて懸命な努力を続けていました。

街の復興とその努力に報いるべく、昭和27年に花火を打ち上げたのが始まりです。

以来その伝統が受け継がれ、今では一年を通して開催しており、熱海の代名詞です。

また、冬の花火大会は、28年前に発生した伊豆東方沖地震により、熱海・伊豆地区に

客足が遠のき、その打開策としてスタートしたそうです。以来、今年で28回を数え、

すっかり熱海の冬の行事として定着してきました。

熱海の海上花火大会の会場は、熱海湾をアルプススタンド状に市街地が取り囲み、

花火が打ち上がるたびに響く迫力の音響は、度肝を抜きます。その抜群の”臨場感”と

”ゆったり観覧”できるというところが魅力です!

夏は約5000発の花火。目玉は一番最後の大空中ナイアガラ。会場全体から一斉に打ち上げ

られると、周囲が一瞬昼間のように明るくなって、大音響が体にビリビリと伝わってきます。

花火師さんも絶賛する熱海の花火大会。5/13(土)は熱海に出かけよう♪

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