平安時代に建立された歴史ある神社です
先日、日帰り温泉施設「日航亭大湯」をご案内させていただきましたが、
そこから坂を下った場所に湯前神社(ゆぜんじんじゃ)という神社がございます。
熱海温泉の最初の源泉である大湯間歇泉の前に建っているので、この名が付きました。
平安時代に「この湯(熱海温泉)を浴びればあらゆる病が治る」という御神託が下ったことに
感謝して、温泉の神様である少彦名命(すくなひこのみこと)を祀ったのが神社の始まりです。
入り口横には熱海指定文化財のクスノキがございます。
そしてなんと社前には、『走り湯(はしりゆ)』と
並び熱海温泉本来の源泉とされる『大湯(おおゆ)』が湧いており、
驚くことに境内の手水には温泉が出ております。
温泉場の神社として歴史を感じることができます。
冬場は冷えた手が温まっていいですよ♪ただし結構熱いのでご注意を!
手水で清めたら、石段を登り社殿で参拝しましょう。
最近若い女性にも人気の御朱印集めですが、湯前神社の御朱印は
「来宮神社」の授与所で頂くことができます。ご参考までに。