箱根の美しき、浄化の聖域
箱根強羅 スタッフブログ
箱根神社は、757 年(天平宝字元年)に、万巻(まんがん)上人が箱根大神の御神託により、現在の箱根の地に社殿を創建したのが始まりとされています。
鎌倉期、源頼朝は深く箱根神社を信仰し、二所詣の風儀を生み、以来執権北条氏や戦国武将の徳川家康等、武家による崇敬の篤いお社として栄えました。
近世、箱根道の整備と共に庶民信仰の聖地となり、箱根の権現様として親しまれ、開運厄除・心願成就・勝運守護・交通(道中)安全・縁結びに御神徳の高い神様として、箱根山信仰はいっそう盛んになりました。
境内は御本殿を中心に、九頭龍神社新宮などいくつかの神社が点在しています。
箱根神社は、単なる観光地という枠を超えて、一歩足を踏み入れた瞬間に**「あ、ここは空気が違う」**と肌で感じられる特別な場所です。
なぜ多くの人が惹きつけられるのか、その魅力を3つのポイントでご紹介します。
1. 湖に浮かぶ「平和の鳥居」の圧倒的な美しさ
SNSなどでも有名な、芦ノ湖の波打ち際に立つ大きな朱色の鳥居。 背後には雄大な富士山、目の前には透明度の高い芦ノ湖が広がり、まさに絶景です。朝霧に包まれる時間帯は幻想的で、まるで神様が湖から渡ってこられるような、神聖な静寂に包まれます。
2. 五感を浄化する「巨大な杉並木」
参道に一歩入ると、樹齢数百年を超える巨大な杉の木が両脇にそびえ立っています。
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視覚: 鮮やかな朱色の社殿と、深い森の緑のコントラスト。
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嗅覚: 雨上がりや早朝に漂う、濃い木の香りと清らかな空気。
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聴覚: 風に揺れる葉の音と、鳥のさえずり。 歩いているだけで、日々の疲れや雑念がスッと消えていくような「浄化の力」を感じられるはずです。
3. 関東最高峰の「運開き」パワースポット
古くは源頼朝や徳川家康など、歴史を動かした名だたる武将たちが勝利を祈願した場所です。
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箱根神社: 「運開き」の神様として、物事を進める力を授けてくれます。
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九頭龍神社(新宮): 境内にある新宮では、縁結びや金運の神様として知られる九頭龍様を祀っています。ここの「龍神水」を飲むと一切の穢れが清められると言われています。
旅のイメージ
「朝早くに箱根に到着し、ひんやりとした空気の中で参拝。そのあとは、すぐ近くの元箱根港で芦ノ湖を眺めながら温かいコーヒーを飲み、仕上げに箱根の温泉に浸かる…。」
そんな**「心と体のリセット」**を叶えてくれるのが、箱根神社の最大の魅力です。
